【バグダッド29日共同】AP通信によると、クウェート政府は28日、米化学大手ダウ・ケミカルとの間で結んでいた合弁石油化学会社「K−ダウ・ペトロケミカルズ」の設立契約を解消すると決めた。
総額174億ドル(約1兆5800億円)のうちクウェート側が75億ドルを出資、来年1月からプラスチック製品などの製造・販売を始める予定だったが、内閣は声明で、世界的な金融危機や原油安で「大きなリスクがある」と説明した。
政府と対立する国民議会が「予算の浪費」と批判、首相を喚問する動きを見せていた。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008122901000087.html