2008年12月28日(日) 10時30分
沖縄に関心グルメ1位 首都圏でアンケート(琉球新報)
琉球新報社が9月に首都圏を中心に配布した観光PR特集「南へ! 沖縄—大人の休日」のアンケート結果が27日までにまとまった。県外の1551人が回答した。「沖縄で特に関心があるもの」(複数回答)は「グルメ・食」39・3%、「離島」38・3%、「海・マリンレジャー」37・5%の順で多く、食文化や海などの自然環境を生かしたレジャーへの関心の高さが浮き彫りになった。沖縄に行ったことがある人のうち「また行ってみたい」と答えた人は85・6%に上った。
「特に関心があるもの」で4位以下は「自然」37・1%、「歴史・文化」17・2%、「伝統工芸」12・2%と続いた。逆に関心が低かったのは「リゾートウエディング」1・5%、「まつり・イベント」4・1%、「伝統芸能」4・3%などだった。
回答者のうち沖縄へ行ったことがあると答えた人は79・0%。そのうち「また行ってみたい」と答えたのは85・6%に上った。
自由意見の項目には「沖縄は何度行っても発見があり飽きない」「那覇の都会とリゾート地が隣接して素敵な島」「悲惨な出来事があった歴史(沖縄戦)も子どもたちに教えたい」などの意見があった。
一方で「ホテルなどの建設が進むが、自然を残してほしい」との要望や「梅雨で寒く、海水浴も観光も十分にできなかった」、「事業所やホテルの取り組みに連携がなく、自然や地理的好条件を生かせていない。個人旅行の手配が充実していない」との意見もあった。
「南へ! 沖縄」は団塊世代の夫婦や40—50代の女性を対象に自然、歴史遺産、食文化など沖縄の魅力を紹介した。琉球新報創刊115年企画の一環。首都圏では東京、神奈川、千葉の3都県で50万部を配布した。
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