2008年12月28日(日) 19時08分
原子力発電比率、2022年には48%に拡大見通し(YONHAP NEWS)
【ソウル28日聯合】2022年までに原子力発電所12基が追加で建設され、電力全体のうち原子力発電で生産される電力が半分近くを占めることになりそうだ。知識経済部は28日、こうした内容を骨子とする第4次電力需給基本計画を確定・公告した。
計画では、2022年まで国内電力消費量が年平均2.1%ずつ増え、2022年には5000億9200キロワット時に達するものと推定した。予想される電力需要増加に備え、既存の第3次計画に含まれていた8基と新規4基の合わせて12基の原発を建造し、1520万キロワットの容量を確保する。また、石炭発電所7基(624万キロワット)、液化天然ガス発電所11基(663万キロワット)などを拡充する計画だ。
追加で建設方針が定められた原発は2018年に完工する新古里5号基と6号基(完工2019年)、新蔚珍3号基(完工2020年)、新蔚珍4号基(完工2021年)の4か所。計画通りに進めば、発電源別の設備比率は原子力がことしの24.8%から2022年には32.6%に高まる一方、石炭が33.2%から29.2%に、液化天然ガスが25.2%から22.9%に低まる。実際の発電量比率は、原子力発電がことし(34%)よりはるかに高い48%に達し、電力全体の半分ほどを原子力が担うことになる。
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