2008年12月28日(日) 14時37分

学生募集が困難な私立大を統廃合、教育科学技術部（YONHAP NEWS）

【ソウル28日聯合】学生が集まらない私立大学を統廃合する方策が来年から本格的に進められる。教育科学技術部の安秉万（アン・ビョンマン）長官が27日、こうした内容を盛り込んだ2009年の業務計画を李明博（イ・ミョンバク）大統領に報告した。
　同部はまず、学齢人口の持続的な減少を考慮し新入生募集に苦労している私立大学に対する本格的な構造調整に乗り出すことにした。これまで小・中・高の私学法人に適用していた「残余財産帰属を通じた法人解散制度」を大学にも導入し、不良私立大学がはじき出されるようにする。

　青年雇用減少問題の解決に向けては、教育科学技術部と各市・道教育庁で初めて1500人のインターン生を採用するほか、全日制幼稚園の補助スタッフ4000人、英語会話専門講師5000人、放課後学校講師1万8000人など、来年中に合わせて5万人の雇用を生み出す。

　また低所得家庭の教育費負担を軽減するため、学費、給食費、放課後学校の自由受講権、インターネット・情報通信費など低所得層の学生に支援していた4種類の予算を、ことしの7575億ウォン（約528億円）から来年には8417億ウォンに拡大することにした。
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