2008年12月28日(日) 14時45分
オバマ氏とライス国務長官、ガザ情勢について電話協議(CNN.co.jp)
(CNN) オバマ次期大統領とライス国務長官は27日、イスラエルの空爆で225人が死亡したガザ地区情勢について電話で協議した。政権移行チームの関係者2人がCNNに語った。
協議は8分間行われた。電話をかけたのはオバマ氏の方で、同氏はライス長官の情報提供に感謝を示した。同氏はガザ地区を含めた国際情勢を引き続き注視していく方針という。
オバマ氏は大統領就任直後から、中東和平を最優先課題とする意向を表明済み。アラブ諸国は新政権に対し、ブッシュ政権より公平なアプローチを期待しているが、イスラエルはオバマ氏が選挙運動中と同様、親イスラエル的姿勢を維持するよう求めている。
ワシントンを拠点とする政策研究所ウッドロー・ウィルソン・インターナショナル・センターの専門家は、イスラエルとパレスチナの対立が、オバマ新政権に「危険なほど高い期待」をかけることに警告を発していると指摘した。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081228-00000002-cnn-int