2008年12月28日(日) 11時03分
中国の汚染粉ミルク、メーカーが乳幼児に賠償金(ロイター)
[北京 27日 ロイター] 中国で有害物質のメラミンが混入した粉ミルクを飲んだ乳幼児に健康被害が出た問題で、汚染された粉ミルクを製造した22社が被害に遭った乳幼児約30万人に対し、賠償金を支払うことが分かった。
新華社が27日、中国乳製品工業協会の話として伝えた。
この問題では、これまでに少なくとも6人の子どもが死亡、約29万4000人が腎臓結石などになるなどの被害を受けた。
同協会によると、22社が共同で賠償金を負担。また、子どもに後遺症が出た場合の医療費支払いに備えるため、基金も設立するという。
賠償金の総額は明らかにされていないが、最も多くの被害者を出し、現在破産手続き中の三鹿集団も賠償金を負担すると、新華社は伝えている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081228-00000473-reu-int