日本三大梵鐘(ぼんしょう)の一つとされる大鐘(高さ3・3メートル、直径2・8メートル、重さ70トン)がある浄土宗総本山・知恩院(京都市東山区)で27日、除夜の鐘の試しづきが行われた。
僧侶16人が、鐘をつく「撞木(しゅもく)」(長さ4メートル、約200キロ)につながる子綱を引き、親綱を握る1人があおむけでぶら下がる独特の方法で大鐘を打つと、迫力ある音が響いた。
初めてついた僧侶の堀有輝さん(23)は「つくタイミングが難しかった。来年は年男なので本番でうまく鳴らしたい」と、綱の引き方などを確認していた。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20081228-OYT1T00017.htm