パナソニック電工が2011年3月末までに、正社員と非正規労働者の計1000人を削減する方針であることが28日、わかった。
住宅需要の低迷を受けて、住宅・建設関連などの国内3工場を新たに閉鎖する方向で検討しており、人員も削減する。
08年3月末に約1万3000人いた住設建材部門の従業員数を09年3月末までに400人、その後の2年間で600人減らす。
1000人のうち、正社員は550人、非正規社員は450人となる見通しだ。正社員の削減は、主に採用数を抑えることで対応するという。
国内15工場のうち、既に年内にシステムキッチン関連の奈良工場(奈良県大和郡山市)と群馬工場(群馬県太田市)を閉鎖すると発表しており、住宅内装向け建材の生産工場など新たに閉鎖する3拠点の選定を進めている。
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20081228-OYT1T00437.htm