【ニューデリー=永田和男】スリランカ国防省によると、同国最大都市コロンボ近郊の町ワトラで28日、自爆テロがあり、犯人の男のほか兵士ら少なくとも8人が死亡、17人が負傷した。
男は、治安関係の施設内に入ろうとしたところを警備の兵士に呼び止められ、持っていた爆弾を破裂させた。国防省は、武装組織「タミル・イーラム解放のトラ(LTTE)」の犯行と断定した。
国軍は最近、北部のLTTE拠点制圧を目指し、攻勢を強めており、劣勢のLTTEがテロによる反撃に出ることを警戒していた。
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20081228-OYT1T00481.htm