【ローマ28日共同】ローマ法王ベネディクト16世は28日、イスラエル軍によるガザ地区への大規模空爆について「暴力が終結することを求める」と述べ、イスラエルとパレスチナの双方に即時の戦闘停止を訴えた。
法王は「責任あるすべての当事者に対して理性的、人道的行動を求める」とも述べた。
イタリア紙によると、法王は来年5月、イスラエルとパレスチナ自治区を初訪問する予定で、今年のクリスマスの深夜ミサでも「(同自治区)ベツレヘムでの憎悪と暴力が終わるよう祈ろう」と、中東和平に向けた努力を訴えていた。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008122801000380.html