【ニューヨーク28日共同】パレスチナ自治区ガザに対するイスラエル軍の大規模空爆で、国連安全保障理事会は27日、緊急協議を開いた。空爆への非難声明を出すことで合意できるかどうかが焦点。
協議でロシアは、報道陣向け声明案を提示した。イスラエル軍に対し「軍事行動の即時停止」を促し、情勢悪化に深刻な懸念を示す内容だが、空爆に理解を示す米国などの合意が得られるかどうかは不透明だ。
協議に先立ち、国連の潘基文事務総長は27日、ガザからイスラエルへの継続的なロケット弾攻撃にも言及しつつ、多数の死者を招いたイスラエルの「過度の武力行使」を非難した。