父親の遺体を半年以上自宅に放置したとして、兵庫県警尼崎北署は28日、死体遺棄容疑で住所不定、無職江原幸治容疑者(39)を逮捕した。「父親の年金が入ってくるので死亡届を出さなかった」などと供述しており、死亡した経緯を詳しく調べる。
調べでは、江原容疑者は今月15日朝、5月下旬ごろに死亡した父昭治さん=当時(64)=の遺体を兵庫県尼崎市大西町の当時住んでいた集合住宅に放置し、遺棄した疑い。
1月ごろから2人で暮らし、昭治さんの死亡後もこの住宅に出入りしていたという。
5月から家賃滞納が続き、不審に思った大家が今月15日に住宅を調べると、ふすまに粘着テープで目張りがされていたため、消防や警察に通報。部屋から白骨化した昭治さんの遺体が見つかった。
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20081228-OHT1T00132.htm