プロレス団体IGFの総帥・アントニオ猪木(65)が27日、東京・新宿中央公園で年末恒例のホームレスへの炊き出しを行った。景気後退のあおりを受けて路上生活者は急増。8回目となる今年は昨年の倍以上の2300食分のラーメン、おにぎり、缶詰を用意したが、約1時間ですべてなくなった。ラーメンにネギを入れながら一人ひとりに声をかけた猪木は「バカヤローッ、と言いたいところだけどそれぞれ事情があってここに来てるわけだからね」と神妙な表情。彼らへ送る一文字が昨年は「運」だったが「運だけじゃどうにもならない」と今年は墨字で「友」と書いてささげた。
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20081228-OHT1T00077.htm