記事登録
2008年12月28日(日) 18時36分

雪などで新幹線運休相次ぐ 帰省客ら2万7000人影響中国新聞

 年末年始を古里で過ごす人たちの帰省ラッシュが本格化した二十八日、東海道や秋田、山形、長野の各新幹線で雪や強風による運転見合わせや車両故障などのトラブルが相次ぎ、帰省客や行楽客ら計約二万七千五百人に影響が出た。

 山形新幹線は午前八時半ごろから福島—米沢間の除雪作業の影響で上下線の運転を見合わせた。上りは午前十一時すぎ、下りは午後三時に運転を再開。上下計二十六本が区間運休した。

 秋田新幹線も強風のため上下九本が運休、二十四本が最大約三時間二十分遅れた。

 東海道新幹線の名古屋駅では午前九時半ごろ、上りのこだま540号が出発時、車両から汚物処理用のホースが落下。次の三河安城駅で車両を点検したため、四本が最大十五分遅れた。

 長野新幹線では午前七時ごろ、長野県千曲市内を走行中のあさま506号がブレーキがかかったまま停止し、動かなくなった。乗客約六十人を別の新幹線で輸送。十六本が運休し、七本に最大約二時間四十分の遅れが出た。JRが故障原因を調べている。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200812280244.html