都会から古里へ帰る人たちの帰省ラッシュが27日、山口県内の交通機関で始まった。年末年始と土日曜日が連なり長期休暇を取りやすくなったため、分散傾向に。土産を持った家族連れなどが各ターミナルで続いた。Uターンは1月3、4日ごろに混雑のピークを迎えそうだ。
周南市の徳山港から大分県の竹田津港に向かうスオーナダフェリーでは朝から帰省や旅行の客の車が列をなした。大みそかまで午前中の便は約8割の予約で埋まっているという。
JR西日本広島支社によると、新幹線下りの指定席は年内はほぼ満席。Uターンは1月2—4日に、上りが予約でほぼ満席になっている。
山口宇部空港事務所によると、年内の空の便は東京からの数便で満席がある。明けて3、4日の東京行きは全8便がすでに予約で満席。2日から5日にかけて予約が集中しているという。
【写真説明】竹田津港行きのフェリーに帰省客らの車が列をつくった