2008年12月28日(日) 08時03分
“復活”村主2位「苦しみをバネに」 全日本フィギュア(産経新聞)
「表彰台に立てるみたいで、うれしいです」。SP5位から大逆転で2位をつかんだ村主の笑顔がはじけた。2005年の優勝以来、3年ぶりのメダル獲得。「ここ2、3年の苦しんだのがつながったと思う」。しみじみと喜びをかみしめた。
何より喜んだのがフリーの得点が120点を超えたこと。「非常にうれしいこと」。ここ数年、苦手とされるジャンプの改良を重ね、この日は2連続ダブルアクセル(2回転半)、SPで転倒した3回転フリップで加点される成果をみせた。
これで来年の世界選手権代表が確定。それでも村主は「最終目標はバンクーバー五輪」と表情を緩めない。大みそかに28歳を迎えるベテランは、大舞台の豊富な経験を持つ。浅田真、安藤、中野のトップ3が安穏としていられない“風穴”を開けた。(榊輝朗)
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