2008年12月27日(土) 10時02分
10日ぶり反発=NY原油(時事通信)
【ニューヨーク26日時事】週末26日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、ドル安やアラブ首長国連邦(UAE)による減産実施を材料に反発した。米国産標準油種WTIの中心限月2月物は、前営業日終値比2.36ドル高の1バレル=37.71ドルで終了し、中心限月としては10営業日ぶりに反発して引けた。
UAEは前日、顧客の石油精製会社に対し供給削減を通告。石油輸出国機構(OPEC)が17日の臨時総会で追加減産を決めたためで、主要産油国の合意順守で需給は引き締まるとの見方が広がった。ドルが対ユーロで軟化し、ドル建ての原油相場に割安感が出たことも、相場の下支え要因。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081227-00000022-jij-int