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2008年12月27日(土) 10時01分

IBF王座挑戦なら亀田ジムは除名処分デイリースポーツ

 全国のジム会長らで組織する日本プロボクシング協会(JPBA=原田政彦会長)の定例理事会が26日、静岡県熱海市内のホテルで行われ、日本非公認団体のIBF王座に挑戦した選手とジムに対して除名処分を科すことを決定した。
 東日本ボクシング協会の北沢鈴春事務局長によると、亀田ジムがJPBA顧問を通じて「海外でのIBF王座挑戦、挑戦者決定戦の是非」を問う質問状を提出。これが理事会で議題に上げられ決議された。
 JPBAは現在、WBA、WBCの2団体を公認しており、IBFは非公認団体。過去にJPBAの所属選手が国内外でIBF王座に挑戦した例がないことから、IBF王座に挑戦もしくは、王座挑戦を前提とした試合に出場した場合、厳重処分を科すことを決めた。
 亀田興毅は年末にWBC王座挑戦を計画していたが、交渉が決裂し断念。WBAの王者は、以前所属していた協栄ジムの坂田健史で、協栄ジムとのファイトマネー問題が解決していない関係から王座挑戦は困難な状況にある。この状況下、亀田興毅は来年1月31日にメキシコで試合を行い、他団体に活路を見いだす方法を模索していた。

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