2008年12月27日(土) 14時30分
クーラーボックスの妊婦遺体、同居男は車使わず逃走か(読売新聞)
神戸市西区の運送会社倉庫で、クーラーボックスに入った妊婦の遺体が見つかった事件で、死体遺棄容疑で逮捕状が出された同社の男性社員(39)が、徒歩で逃げた可能性が高いことが兵庫県警の調べでわかった。
男性社員は25日に事情聴取を受けた後、会社に戻って姿を消した。社有車を使った形跡はなく、マイカーも自宅にあったことから、県警は電車などで逃げているとみて全国に指名手配した。
捜査関係者によると、男性社員は、同区内の自宅で同居していた元社員の女性(24)が行方不明になったことについて、25日午後7時頃まで神戸西署で事情聴取を受けた。
その後、「残業がある。今日は会社に泊まるかもしれない」などと言って、いったん職場に戻っていた。
男性社員は、女性の行方について「11月に口論になって出て行った」「旅行に行った」などとあいまいな説明をしていたことなどから、県警は2人の間にトラブルがあった可能性が高いと判断し、27日朝、男性社員宅などを検証。妊婦の遺体の司法解剖も始め、身元と死因の特定を急いでいる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081227-00000036-yom-soci