2008年12月27日(土) 10時46分
<成田出国>ピーク迎えにぎわう 正月は近場が人気(毎日新聞)
年末年始を海外で過ごす人たちの出国ラッシュが27日、成田国際空港でピークを迎え、出発ロビーはスーツケースを持った家族連れや団体客でにぎわった。
成田国際空港会社(NAA)の推計によると、この日だけで約4万4900人が海外へ向けて飛び立つ。12月19日〜1月5日の冬休み期間中の空港利用者は約125万人で、過去最高を記録した昨年の約139万人と比べ、10%減少する見通し。NAAは「世界的な金融危機による景気後退、消費の手控えなどが原因」としている。渡航先別でも、近場の韓国などが人気となっている。
韓国・ソウルへ出発する東京都港区の会社役員の女性(46)は「ショッピングを楽しみたい。ウォン安の影響で、いい買い物ができると思う」と話していた。【倉田陶子】
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