2008年12月27日(土) 10時16分
山本昌ビックリ仰天!43歳複数年契約(デイリースポーツ)
ビックリ仰天の複数年契約-。中日・山本昌投手(43)が26日、名古屋市内の球団事務所で契約交渉に臨み、落合博満(当時日本ハム)に並ぶ史上最高齢での2年契約を結んだ。年俸は現状維持の1億5000万円。今季200勝を達成し、来季は26年目を迎えるベテラン左腕は、通算5度目の開幕投手を狙う。
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予想確率ゼロ%。想定外のビックリ条件提示。ナヌッ!26年目の来季、44歳を迎える山本昌が耳を疑い目を丸くした。
「普通、この年齢で複数年なんて、あり得ないでしょ。もちろん、2年やる自信はあるけど、球団も度胸がいることをしたなと。最初からずっと断ってたんだけど、これだけ長いことやらせてもらってる球団の意見に従おうと。幸せなことです」。交渉後の記者会見。興奮と驚きで赤く染まった顔色は、グラウンドでもあまり見せない表情だった。
日本ハム時代の落合博満に並ぶ史上最高齢での複数年契約。球団側は“冒険”を否定した。「マサの体と、体の管理には信頼を置いてる。とりあえず45歳までだけど、最年長登板記録を破ってほしいね」と西川球団社長。契約満了後もさらに更新する腹積もりがあることを示した。
不惑男は新記録を目指す。大野豊氏が果たした42歳7カ月での最高齢開幕投手。「開幕に投げるぐらいの気持ちでやるのがちょうどいい」。4年連続で開幕投手を務めた川上のメジャー移籍は決定的。今季11勝はチームの勝ち頭。7年ぶり5度目の大役復帰が現実味を帯びる。
「今年は200勝できたし、2ケタもできたけど、チームは最後まで進めなかった。来年こそは」。屋台骨が抜ける09年のオレ竜投手陣を背中で引っ張る。
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