2008年12月27日(土) 10時09分
阪神・関本、奈良担当の営業マンやる!(サンケイスポーツ)
奈良県担当の営業マンになる!! 阪神・関本賢太郎内野手(30)が26日、故郷のファンに「もっと奈良の人たちにも応援に来てほしい」と呼びかけた。来年3月20日には『阪神なんば線』が開通予定とあって、集客アップに一役買う。
郷土愛がある。関本が県民に訴えた。V奪回のために力を貸してほしい−。
「奈良が大好きなので、もっと奈良の人たちにも応援に来てほしい」
意外なデータがある。それはファンクラブ会員の減少だ。2004年は約15万人だったが08年は約14万人。特に関西圏が占める割合は74%(11万人)から65%(9万人)に低下した。関東や中部の会員は増えたが、ホームの虎党が少なくなるのは痛手。地元の援助を得るため“奈良県人代表”として声をかけたわけ。
球場のゴミを持ち帰るよう呼びかけ、エコ活動にも力を入れる優等生が今度は集客に着手。“追い風”は09年3月20日に開通予定の『阪神なんば線』。奈良−三宮間が直通運行する。阪神電気鉄道の広報担当者は「その区間は快速急行の運転なので甲子園駅には停車します」と説明。これまで奈良方面からは数回の乗り換えが必要だったが「電車1本」で観戦が可能になり、便利になるというわけだ。
「僕の両親もこれまで以上に、簡単に来られるようになりますね」
甲子園のクラブハウスでトレーニングと室内での打撃練習で“打ち納め”。笑顔で球場を後にした。奈良を愛し、愛される男。地元の新会員には優勝で恩返しする。
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