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2008年12月26日(金) 12時44分

憲法解釈の明示必要=政府の海賊対策で小沢氏時事通信

 民主党の小沢一郎代表は26日午前、水戸市内で記者団に対し、政府がソマリア沖での海賊対策のため、海上自衛隊艦船の派遣を可能にする新法案を検討していることについて「必要だということなら、憲法上の解釈をきちんと示した上でやらないといけない」と述べ、内容を見極めた上で対応を判断する考えを示した。
 小沢氏は「憲法解釈をはっきりしないで、法律を作ることによってなし崩し的に勝手なことをするのはよくない」と指摘した。ただ、小沢氏は「基本的に(自衛隊が)自国の船舶を警備することは、海上保安庁でもできることだと思うが、憲法上の疑義はない」とも語り、政府が当面の対応として検討している海上警備行動の発令には一定の理解を示した。 

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