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2008年12月26日(金) 07時36分

「5月初旬まで解散すべきでない」与謝野経財相が強調読売新聞

 与謝野経済財政相は25日、読売新聞のインタビューに応じ、来年の衆院解散・総選挙の時期について「2次補正、(2009年度)当初予算など5月の連休前に物事が片づいていれば、大変ありがたい。そこまでは解散してはいけない。解散は事実上禁じられている期間だと考えないといけない」と述べた。

 少なくとも09年度予算や関連法案が成立する5月初旬までは、解散を行うべきではないとの考えを強調した。

 また、24日に閣議決定した税制抜本改革の「中期プログラム」で消費税率の引き上げ時期を2011年度と明記したことに関して、「2015年前後には(消費税が)あと5%ぐらいないと社会保障が維持できない。経済や国民の消費動向に影響を与えないことを考えれば、小刻みに引き上げた方が良い」と語り、11年度から消費税率を段階的に引き上げて最終的に10%程度を目指す必要があると主張した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081225-00000079-yom-pol