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2008年12月26日(金) 23時08分

保護男性死亡、警官9人不起訴=投薬ミスの医師も−高知地検時事通信

 高知県警香南署で2007年、保護した男性が署員に押さえ付けられて意識不明になり後に死亡した事故で、高知地検は26日、業務上過失致傷容疑(その後業務上過失致死容疑に切り替え)で書類送検された当時の同署刑事生活安全課長ら警察官9人全員について、不起訴処分とした。
 地検は、不起訴とした理由について、被害者の特定を望んでいない遺族の希望に配慮したなどとして明らかにしなかった。
 9人は07年5月29日、保護した50代男性が取調室で暴れた際、タオルを口の中に押し込み、低酸素性脳症による意識不明にしたとして、同年10月に書類送検された。
 また地検は同日、県立安芸病院で05年2月、看護師への指示を間違え患者に誤った薬剤を投与して死亡させたとして、業務上過失致死容疑で書類送検された30代の男性医師も不起訴処分とした。 

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