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2008年12月25日(木) 17時01分

東京株、5年ぶり薄商い=株券電子化の影響で−人気銘柄が売買停止時事通信

 25日の東京株式市場では、東証1部の売買代金概算が前日比45.5%減少の5833億円と、年末年始の半日取引を除き2003年12月以来、5年ぶりの低水準に落ち込んだ。出来高も9億9832万株で、今年最低を記録した。
 株券電子化に伴い、1株未満の株式をなくす手続きのため、東証1部だけで13銘柄の売買が25日から30日まで停止された影響を受けた。停止銘柄の中にはNTT、りそなホールディングス、三井住友フィナンシャルグループなど投資家の人気が高い銘柄が含まれ、取引急減につながった。海外ではクリスマス休暇に入った投資家も多く、「売買シェアの高い外国人からの注文が激減した」(準大手証券)ことも、薄商いの要因となった。 

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