広島東洋カープの新たな拠点となる新広島市民球場の愛称「MAZDA Zoom—Zoom スタジアム広島」の略称が、24日、「マツダスタジアム」に決まった。命名権を取得したマツダと広島市がこの日、正式な契約を結び、略称についても合意した。
マツダと市は今後、新聞やテレビなどの報道機関に対して、「マツダスタジアム」の略称を使ってもらうよう働きかける。カープファンや市民への浸透も図る。
マツダを命名権の取得企業に内定した11月の段階では、市は「略称は自然に生まれるべきもので、行政はかかわることではない」との見解だった。
その後、ファンの間では「ズムスタ」「マツスタ」など、複数の呼び方が広がったことも踏まえ、混乱を避けるためにマツダから提案があった「略称」を、正式な契約内容に盛り込むことにしたという。