2008年12月25日(木) 22時28分
<文科省>10件12人の科学者が「今年のナイスな研究者」(毎日新聞)
文部科学省科学技術政策研究所は25日、科学技術の振興や普及に貢献した08年の「ナイスステップな研究者」を発表した。鉄を含む新しい高温超電導物質を発見し、材料科学分野で世界的なフィーバーを起こした細野秀雄・東京工業大教授や、凍結マウスからクローンを作成した若山照彦・理化学研究所チームリーダーら、10件12人が選ばれた。
研究所の調査や全国約2000人の科学者の意見を参考に選定。このほかに選ばれた研究者は次の通り。
新津洋司郎・札幌医科大特任教授(肝硬変など難治性疾患の治療法開発)▽三浦道子・広島大教授(卓越したトランジスタモデルの開発と国際標準化)▽山口茂弘・名古屋大教授(高性能有機エレクトロニクス材料の創出)▽池田裕二郎氏、長谷川和男氏、金正倫計氏=日本原子力研究開発機構J−PARCセンター(先端的な加速器パルス中性子源の開発)▽嶋田雅曉・長崎大教授(ケニアを拠点とした感染症対策での国際貢献)▽河野典子・日本大教授(男女共同参画、女性研究者支援)▽米田仁紀・電気通信大教授(先進的な工学系大学院教育プログラムの開発)▽新井紀子・国立情報学研究所教授(ウェブを利用した新たな学校教育手法の展開など)
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