岩国市麻里布町の岩国YMCA国際医療福祉専門学校にハンドベルに似たアルミ合金製の打楽器「トーンチャイム」の演奏サークルができた。「患者さんの心に響く音色を」と、市内の福祉施設などを訪問し、演奏を届ける。
19日に同校で開かれたクリスマスセレモニーがデビューステージ。学生8人と顧問の教員2人が、両手に一つずつ持ったトーンチャイムをゆっくり動かし、「星に願いを」など3曲披露した。
顧問の医療秘書学科教員の村中秀子さんが「医療現場ではコミュニュケーションが重要。1人でも欠いたら機能しなくなるというところが似ている」と学生に呼び掛け発足。秋から活動を本格化させた。
【写真説明】トーンチャイムの澄んだ音色を響かせるメンバーたち