2008年12月24日(水) 21時01分
日産、国内生産が35%減=11月は全社マイナス−自動車大手8社(時事通信)
自動車大手8社が24日まとめた11月の生産・販売・輸出実績によると、国内生産は8社すべてが前年同月比マイナスとなった。このうち日産自動車は35.6%減で、前年比較が可能な1967年以降で最も落ち込み幅が大きかった。海外生産も7社が減少し、国内と合わせた世界生産は全社が前年割れ。金融危機による世界的な販売低迷を受け、各社が一斉に減産を加速したことが響いた形だ。
国内生産は、トヨタ自動車が27.2%減となり、データのある78年以降で最大の下落率となった。ホンダは埼玉製作所(埼玉県狭山市)で休日稼働を取りやめたことなどから、3カ月ぶりに下落。三菱自動車の下落率は26.6%で、2003年の分社化以来、最大となった。
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