竹原港（竹原市）に入港する貿易船が3000隻に達し、官民の港湾関係者が22日、記念式典を開いた。港は1971年、貿易港として開港し37年で達成した。
3000隻目は、竹原市に船籍を持つ商船三井所属の石炭専用船黒滝山丸（48,323トン）。オーストラリアから電源開発竹原火力発電所（同市忠海長浜）へ石炭を運び、19日入港した。
発電所での式典には約40人が出席し、小坂政司市長が「市制50年の節目での達成。芸南地域の暮らしと産業を支え、島しょ部や四国を結ぶ拠点としたい」とあいさつ。今本浩資船長に記念プレートを手渡した。