2008年12月23日(火) 14時13分
テロ計画「最初期」でも有罪=米(時事通信)
【ニューヨーク23日時事】米東部ニュージャージー州の連邦地裁の陪審団は22日、同州内の陸軍基地を襲撃し米兵を殺害しようと企てたとして起訴されたイスラム教徒の移民5人に有罪評決を下した。5人の謀議が具体性を欠いた最初期段階であった点は検察側も認めていたが、陪審団は38時間の審議の末、有罪が相当と判断した。
来年4月の量刑では、最長で終身刑を言い渡される可能性がある。
米メディアによれば、弁護側は連邦捜査局(FBI)に内通した情報提供者が5人に犯行をけしかけたなどと主張していた。5人はタクシー運転手らで、国際テロ組織とのつながりも認められなかったという。
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