2008年12月23日(火) 12時54分
歯科用注入器を使い回し=同一患者に、「もったいない」−京都(時事通信)
京都府京丹後市の市立久美浜病院で、歯周炎治療に使う歯科用注入器を、同一患者に繰り返し使用していたことが23日、分かった。メーカーは「使用は1回限り」としているが、同病院では「もったいない」と約8年前から使い回ししていた。府は同病院に是正指導した。
同病院によると、注入器は「ペリオフィール歯科用軟こう」。軟こうが0.5グラム入っており、先端のノズルから歯と歯茎の間に注入する。
メーカーは「使用は1回限りとし、残った軟こうは容器とともに廃棄する」としていたが、同病院では一度使った注入器に患者の名前を書いたシールを張り、残った分を冷蔵庫に保管。ノズルをアルコール消毒した上で2、3回繰り返し使っていた。
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