2008年12月22日(月) 11時22分
パナソニック、三洋電機と提携契約を締結、1株131円でTOB実施へ(nikkei TRENDYnet)
パナソニックと三洋電機は2008年12月19日、資本/業務提携契約を結んだと発表した。今後パナソニックが三洋電機の株式を1株131円で公開買い付け(TOB)し、議決権の過半数を取得する方針。両社によると、三洋電機の大株主であるゴールドマン・サックスの関連会社、大和証券SMBCの子会社、三井住友銀行はTOBへの応募を前提に検討しているという。
これら三洋電機の大株主が持ち分をすべて応募すれば、パナソニックは議決権の約70.5%にあたる株式を確保でき、TOBは成立する見通し。TOBの実施時期は国内外の競争法に基づく手続きを終えたあとになるが、遅くとも2009年2月下旬をめどに発表するとしている。パナソニックは最大4000億円の社債を2009年1月以降に発行し、株式取得資金などに充てる。
三洋電機はTOB後も株式上場を維持する方針。TOBの結果が上場維持基準に抵触する恐れのある場合、上場廃止を回避するための方策を両社が協議するという。
パナソニックと三洋電機は提携契約をもとに太陽電池やリチウムイオン電池の開発、製造、販売で協力する。このほか三洋電機はパナソニックグループに加わることで、資材の購買や物流のコストを削減できると見込む。
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