2008年12月22日(月) 21時38分
マルキーニョス、文句なしの受賞 Jリーグアウォーズ(産経新聞)
2位に5ゴール差をつけての得点王。意外にも鹿島からの得点王は初めてで、チームは連覇を達成した。鹿島の鈴木満取締役強化部長は「あんなに守備をしてくれる外国人FWはいない」と絶賛する。数字の上でも、目に見えない貢献度を考えても、文句なしの受賞だろう。
昨季得点王のジュニーニョ(川崎)がスピード、2006年のワシントン(元浦和など)がパワーなら、マルキーニョスの最大の武器はゴール前の冷静さ。それが01年の来日以来、計5クラブでコンスタントに活躍し、外国人ではウェズレイ(大分)に次ぐ通算85ゴールを挙げてきた理由だ。鹿島ではブラジル人選手のよき兄貴分として自らの経験を伝え、精神面の支えにもなっている。
連覇を目前に控えたある日、マルキーニョスに「MVPも確実だね」と尋ねたことがある。「それはうれしい。日本のみなさんが認めてくれたわけだし、常に選ばれたいと努力してきたから」。これまではベストイレブンすら取ったことがなかったが、地道な努力が今季、花開いた。(森本利優)
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