2008年12月21日(日) 18時26分
経済危機対応で特会新設を=「思い切ったこと必要」−自民・安倍氏(時事通信)
自民党の安倍晋三元首相は21日午後、福島県白河市で講演し、世界的な経済危機への対応に関し、「特別の会計、予算をつくって対応し、事が終わればその処理に全力を注ぐことも考えなくてはいけない」と述べた。具体的には言及しなかったが、2009年度予算財務省原案に盛り込まれた経済緊急対応予備費(1兆円)の10年度以降の継続や、時限的な特別会計の新設などを提唱した発言とみられる。
安倍氏は「100年に1度の特別な状況なので、特別な対策を打っていかなくてはいけない。(08年度第2次補正予算案や09年度予算案以外に)これからもっと思い切ったことをやっていく必要がある」と強調した。
【関連ニュース】
・
「埋蔵金」活用、ぎりぎりの判断=中川財務相
・
定額給付金など4.8兆円=税収見込みは7兆円減額-08年度2次補正予算案
・
財政再建路線の転換鮮明=一般会計、過去最大の88兆円-09年度予算原案
・
「埋蔵金頼み」も「歴史的な編成」=財務相が陣中見舞い-09年度予算
・
健保支援継続で合意=一般会計で代替財源手当て
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081221-00000044-jij-pol