2008年12月21日(日) 17時29分
ムンバイ高級ホテルが一部営業再開(産経新聞)
インド・ムンバイで11月26日に起きた同時テロで大きな被害を受けた高級ホテルのうち、タージマハルホテルのタワー部分とトライデントホテルが21日、事件から1カ月弱で営業を一部再開した。タージマハルホテルでは同日夕、1000人以上のゲストを招き、再開を祝った。ただ、同ホテルのパレス部分と、トライデントに隣接するオベロイホテルは被害が大きく、再開のめどは立っていない。
トライデントホテルは同日朝から宿泊客の受け入れを始めたが、21日の予約は550室のうち100室程度という。一方、地元メディアによると、オベロイホテルの復旧には4〜5億ルビー(約7.6億〜9.5億円)かかるとされる。また、タージマハルホテルのパレス部分は、テロリストが60時間近く立てこもったこともあり損傷が激しく、完全な復旧には相当時間がかかるとみられている。(シンガポール宮野弘之)
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