2008年12月21日(日) 20時04分
【新報道2001抄録】「間に合う」「間に合わない」で激論(産経新聞)
自民党の園田博之政調会長代理、民主党の藤井裕久最高顧問、共産党の小池晃政策委員長が雇用対策や政界再編について議論した。
−−雇用対策はよく似ているが
園田氏「緊急的な事態でも、仕組みは話し合って変えた方がいいとなる。(民主党は)選挙を前にした党利党略の国会対策という感じは否めない」
小池氏「民主党の法案は有効だ。いろんな違いがあっても失業者を出さないという点では与党も野党もない」
藤井氏「麻生太郎首相が少しおかしい。本当の緊急の事態は年度末だと言っている。本当は年末だ」
−−早急にやるべきではないか
園田氏「1月にやったって十分間に合う」
藤井氏「間に合わない。有期雇用を切るのは年末だ」
−−派遣労働者を製造業に派遣するのは間違いではなかったか
園田氏「有力企業が最大限活用したことは否定できない」
−−政界も流動化しそうな雰囲気になってきたが
園田氏「私の言う再編論というのは、自民党も民主党も一部の人たちが集まって、新しい政党を作るのが再編だ」
藤井氏「二大政党的なものを作るというのが世の中に対する約束だから、再編なんてこと自体を考えること自体が間違い」
−−菅直人代表代行が自民党の加藤紘一元幹事長らとYKKKを
藤井氏「菅氏は、そのままでどうこうしようと考えてもいないと思う」
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