2008年12月20日(土) 17時00分
ノムさん、来年狙うは楽天日本一と紅白歌合戦出場!?(夕刊フジ)
15年ぶりに新曲を発売する楽天・野村克也監督(73)が歌番組に出場し、生歌を披露することになった。
野村監督は来年1月21日に15年ぶりの新曲「女房よ…/故郷(ふるさと)…」を発売。なんと作詞は沙知代夫人で、夫婦愛を歌った力作だが、野村監督は「歌番組に出て歌ってくれと言われてるんや。人前で歌うのはなぁ…」と明かす。
野村監督のCDは1993年の「俺の花だよ月見草」以来。その時は8000枚を売り上げ、まずまずのヒットとなったが、シーズン開幕直前の4月1日発売ということもあり、歌番組の出演はなかった。
発売元であるテイチクの担当者は「まだ調整中ですが、通常の歌番組の出演をお願いしています。スケジュールが空いていないので、どれか1本に絞って出演という形になると思います」と出演番組は未定。1回きりの、お宝出演となる。
通常、新曲発表となれば、キャンペーンなどを行うものだが「他にもラジオ番組の出演を打診しているんですが。忙しい方なので、なかなか難しいですね」と残念ながら、パチンコ店などの前でみかん箱の上に立っての曲披露はない。
担当者は「本人は『目指すは紅白歌合戦出場と楽天の日本一だ』と言っています」といい、野村監督がかなり無謀な、壮大な計画を練っていることを明かす。
【「今回は歌謡曲だから難しい」】
もっとも肝心の出来映えは「ぶっつけ本番でやったけど、あかんわ。前回の方がよかった。前は演歌だったが、今回は歌謡曲だから難しい」(野村監督)とイマイチ。「5回ぐらい歌えば大丈夫ですよと言われたけど、全然歌えん。江本(孟紀)なんか、1回聞けば歌えますよと言っていたのに。やはり、あいつはそっちの方が才能あるんやな」と言うだけに、歌番組でしっかり歌いきることができるのだろうか。
ちなみに前回発売した93年は、ヤクルトの監督として西武を破って自身初の日本一に輝き、紅白には審査員として出場しており、縁起はいい。
来年、74歳での紅白出場となれば、藤山一郎の78歳(89年)に次ぐ記録。初出場に限れば、ドリフターズ・いかりや長介(2001年)の70歳を上回って史上最高齢出場となる。
野球で日本一になり、審査員ではなく歌手として紅白の舞台へたどりつくことができるのだろうか。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081220-00000019-ykf-ent