三菱ふそうトラック・バス(川崎市)が年内に派遣労働者ら計500人の削減方針を示している問題で、同社の派遣労働者2人が加入する労働組合「首都圏青年ユニオン」は20日、同社から契約打ち切り撤回には応じられないとする回答書を受け取ったことを明らかにした。
回答は18日付。
同社は回答書で、2人とは雇用関係にないことを要求拒否の理由としているという。
2人が年内での契約打ち切りと寮からの立ち退きを求められたため、同労組は今月17日、契約打ち切り撤回や寮での生活継続などを同社に申し入れていた。
同労組は「雇用も住居も失おうとしている派遣労働者に何らの配慮もない」と批判している。
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20081209-206556/news/20081220-OYT1T00590.htm