2008年12月20日(土) 17時02分
西武、ショック乗り越え快勝=廃部決定後の初試合−アイスホッケー(時事通信)
廃部が決まったアイスホッケーの西武は20日、札幌・月寒体育館で王子製紙とアジアリーグ公式戦を行い、3−0で快勝した。
17日に廃部方針が選手に伝えられてから初めての試合。第2ピリオドに立て続けに3点を奪うなど、廃部のショックを振り払うような試合内容で、会場をほぼ埋めた2000人以上の観衆を沸かせた。鈴木貴人主将は「こういう状況で勝てるというのは本当にいいチーム。リンクに立てるのは幸せだと思った」。若林クリス監督も「精神的に難しい部分もあったが、氷の上では自分たちのプレーを見せてくれた」と選手たちの闘志をたたえた。
会場では、チーム存続を求めるファンの署名活動が行われ、「来季も勇姿が見たい」とするメッセージが観客席に掲げられた。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081220-00000076-jij-spo