2008年12月19日(金) 12時48分
みずほ誤発注の訴訟 2月27日に判決(産経新聞)
新規上場株の誤発注で巨額損失を出したみずほ証券が、東京証券取引所の売買システムの不具合が原因で損害が拡大したとして、東証に約415億円の損害賠償を求めた訴訟の口頭弁論が19日、東京地裁(松井英隆裁判長)であり、結審した。判決は来年2月27日に言い渡される。
みずほ証券は、東証が防止措置を講じていれば損害を回避できたと主張。東証は、みずほ証券のミスが発端だとして過失の相殺を求めている。
訴えによると、みずほ証券は平成17年12月8日、東証マザーズ上場のジェイコム株で、「61万円で1株売り」とすべき注文を「1円で61万株売り」と誤発注。すぐに取り消しの手続きをとったが、システムの不具合で取り消せず、約407億円の損失が出た。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081219-00000566-san-soci