2008年12月19日(金) 13時49分
グーグル、「Goole Chrome」に正式版移行後初のアップデート——30を超えるバグ修正(Computerworld.jp)
12月11日に正式版(バージョン1.0)として公開されたWebブラウザ「Google Chrome」の、初めてのアップデート版がリリースされた。このアップデートにより、30を超えるバグが修正される。
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16日、Googleは「Goole Chrome 1.0.154.39」の配布を開始した。これは開発者向けビルドであり、Chromeのアップデート機能を利用した全ユーザーへの配布は行われていない。ただし、グーグルの配布するChannel Chooserユーティリティを利用して設定を変更すれば、アップデートのダウンロードが可能だ。
今回のアップデートに適用されているバグ・フィックスは31件だが、この中にセキュリティ関連のバグ・フィックスは含まれないという。
同社の公式ブログで、Chromeプログラム・マネジャーのMark Larson(マーク・ラーソン)氏は、主な修正てんとして米国MicrosoftのWebメール・サービス「Windows Live Hotmail」に対する不具合の修正を取り上げている。
だが、このバグ・フィックスに対するユーザーの反応は分かれている。「welshsimon31」と名乗るユーザーは、このフィックスによって問題が解消されたことを報告している。「魔法のように効果てきめんで、Hotmailに関して何の問題もなくなり、すべて完璧に機能している」。
一方で、「Apokalypse」と名乗る別のユーザーは、「Hotmailで新規メッセージを作成しようとすると、変わらず不具合が発生する」と報告している。
(Jim Dalrymple/Macworld.com)
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081219-00000002-cwj-sci