2008年12月19日(金) 00時06分
首都圏のマンション発売、09年も5万戸割れ予想(読売新聞)
不動産経済研究所は18日、2009年に首都圏で新たに発売されるマンション戸数の見通しが、約4万7000戸になると発表した。
08年見込みの約4万2000戸に続き、2年連続で5万戸を割り込む。
09年は今年の在庫物件が市場に出回るとみられ、見かけ上の戸数は前年比11・6%増える。
不動産会社は価格の値崩れなどを恐れて発売戸数を抑えている。しかし、首都圏では現在、未発売の在庫が約1万5000戸あるとみられ、不動産各社も借入金の金利負担などを軽くするため、値下げして発売せざるを得ない状況となっている。
また、08年の着工戸数が、建築審査の厳格化で落ち込んだ07年の反動増で伸びていることも発売戸数を押し上げるとみられる。今年10月までの着工戸数は8万8556戸と、前年同月に比べ20・3%増えている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081218-00000080-yom-bus_all