2008年12月19日(金) 12時48分
雇用対策取り組みアピール=麻生首相がハローワーク視察(時事通信)
麻生太郎首相は19日午前、東京都渋谷区のハローワークを視察した。景気後退を背景に企業の採用内定取り消しや派遣社員の解雇などが深刻化する中、雇用対策に取り組む姿勢をアピールする狙いだ。
首相は職員から雇用を取り巻く環境や利用状況の説明を受けたあと、職を求める人たちで混雑する求人情報の検索コーナーなどを見学。非正規労働者が対象の特別相談窓口では、北海道から上京したという若い男性と意見交換し、「どうせなら六本木とかおしゃれなところで働きたい」と語る男性に、「世界中どこでもそうだが、何となく格好いい仕事は給料が安い。力仕事やしんどい仕事は実入りがでかい」と諭した。
【関連ニュース】
・
【ニュース解説】内閣支持率
・
【ニュース解説】完全失業率と有効求人倍率
・
未就職高校生を臨時採用へ=福岡県
・
「就職活動難しくなる」9割=学生不安、昨年の8倍
・
初日は1267件=ハローワークの派遣特別相談
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081219-00000085-jij-pol