2008年12月18日(木) 21時19分
<自民・速やか議連>離職者への住居提供、厚労相に申し入れ(毎日新聞)
自民党の「速やかな政策実現を求める有志議員の会」(代表世話人・塩崎恭久元官房長官、茂木敏充前行革担当相)は18日、雇用対策として雇用促進住宅だけでなく国家公務員住宅の空き室(約9000戸)も離職者に提供するよう舛添要一厚生労働相に申し入れた。
これに先立ち党本部で開いた会合では、11年度にプライマリーバランス(基礎的財政収支)を黒字化するとの「骨太方針06」の原則を3年間凍結し、予算に特別枠を設けるよう政府に求めることでも一致。塩崎氏は「安政の大獄は幕府が倒れる時期を早めてしまった。国難のときこそ大いに議論し、道を開かなければならない」と述べ、会の動きを抑え込もうとする派閥幹部らを批判した。
これに対し、河村建夫官房長官は記者会見で「評論家的であったり、パフォーマンスする時期は過ぎた。官房長官も経験し、内閣の思いは分かっているはずだ」と不快感を示した。【山田夢留】
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