2008年12月17日(水) 22時52分
「裁判員に有識者枠」と偽文書=地裁、注意呼び掛け・和歌山(時事通信)
裁判所の裁判員制度担当者を名乗り、戸籍謄本などを持参して地裁に来るよう求めた文書が和歌山県の住民に郵送されていたことが17日、分かった。文書には「(裁判員の)有識者枠に特別指名された」と記載されており、和歌山地裁は裁判所が送付している物ではないとして、注意を呼び掛けた。
同地裁によると、偽文書が郵送されたのは同県高野町の住民2人。文書は「和歌山地方裁判所 裁判員制度係(公印省略)」などと記され、09年2月2日に、戸籍謄本と最終学歴、家族構成などを示す書類の持参を求めている。
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