もうすぐ新しい年がやってくる。お気に入りの写真や画像が入った自分だけのカレンダーを作ってはどうだろうか。サイズを自由に変えられ、イラストなどの素材も豊富に用意されている「カレンダーぷりんと6」を活用すれば、部屋の壁や机の上の雰囲気を明るく変えるカレンダーができそうだ。(米山粛彦)
まずは「デザインの選択」画面で、作りたいカレンダーの大きさを設定する。縦横の向きも決めて、1枚の紙に表示させる範囲を1週間や1か月などの選択肢の中から指定すると、基本のデザインが並んで現れる。
ここでは、横向きのデザインから、自分で撮った写真をはり付けられるものを選び、東京タワーの画像を入れてみた。作ろうとする期間(年や月)にチェックを入れるとカレンダーが表示される。画像は好みに合わせて加工できる。
背景を変えたい場合は、画面上の「背景」ボタンを押し、色や画像を決めよう。自分で撮った写真を背景にしてもよい。
STEP2 書式、体裁を整える次はカレンダーをダブルクリックし、体裁を変えてみる。
まずは書式などの表示スタイルの設定。「日曜日、月曜日」を「Sun、Mon」のように英語で表記したり、曜日や日付の間にけい線を引いたりできる。先頭の週を日曜日から月曜日に変える、1か月が6週にまたがる場合に6週目を5週目のマスの中に入れて5週表示させる、といった機能も試してみよう。
また、「表示」の欄では、各項目にチェックを入れることで旧暦や六曜を日付の脇に添えられる。
「カレンダー背景」で、画像とカレンダーを重ね合わせて表示させてもいい。
STEP3 「メモ」に予定書き込みもカレンダー本体の設定画面で、旧暦などのほかに予定も添えられるようにしておけば、行事などの日程がカレンダーに反映される。画面上の「予定表」ボタンを押して、日付を選び、「メモ」の欄に旅行や誕生日といった行事内容を書き込もう。「マーク」の欄で、行事と合った絵柄が見つかったら表示させてもいい。
完成した1か月のカレンダーの基本的なデザインを変えずに、別の月のカレンダーを作りたい。そんな場合は「シートコピー」の操作を行って複写しよう。複写されたカレンダーに次の月についての必要な情報を打ち込む。
カレンダーぷりんと6
お気に入りのデジタル画像やイラストでカレンダーを作れる。マウスで選ぶだけで、個性的なカレンダーが思いのまま。サイズや縦横表示などのデザインを選べ、旧暦や二十四節気を表示したり、個人的な予定も入れられる。豊富な写真素材やユニークな書体も収録。自分のアイデアを生かせる。コーパス 標準価格3150円
DiGiカレンダー作成
自分のデジタル画像からカレンダーを作成できる無料ソフト。名刺サイズからA4まで、6種類のサイズ、6通りの月表示、それに応じた複数のデザインから選択して作れる。URLはhttp://www.studio-extend.net/(YOMIURI PC編集部)