2008年12月16日(火) 15時59分
「住基ネットで患者追跡」改正条例案を可決(産経新聞)
結核やがん患者らの所在確認のために住民基本台帳ネットワーク(住基ネット)を利用できるようにする兵庫県の条例改正案が16日、県議会で採決され、賛成多数で可決された。近く施行される見通し。住基ネットを患者の追跡に使用するのは全国初という。
住基ネットは地方自治情報センターのデータベースに蓄積された住民の氏名、生年月日、性別、住所やこれらの変更履歴を行政機関が本人確認に利用できるシステム。
兵庫県は感染拡大を防止するため転居先の追跡が必要な結核患者や元患者の所在確認に住基ネットを使うほか、肝炎患者や、予防対策に生かすとしてがん患者の所在確認についても住基ネットを利用できるとする条例改正案を県議会に出していた。
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