紙製品卸の西崎紙販売(広島市西区)は、石灰石を原料にした紙の販売を始めた。台湾の製紙会社、台湾龍盟科技股〓が開発、製造。木質原料は一切、使っていないという。
「ViaStone(ビアストーン)」で、原料の約8割を石灰石が占め、ポリエステルなど樹脂を混ぜている。焼却時の二酸化炭素の発生はパルプ紙の約半分。価格はポスター用の合成紙より1—2割ほど安いという。
台湾龍盟と輸入契約を結ぶ輸入販売代理店シックス(大阪市)と中四国での販売代理店契約を結んだ。西崎富雄社長は「環境意識の高い企業にPRしていきたい」と話している。
【お断り】〓は、にんべんに分と書きますが、JISコードにないため表示できません
【写真説明】石灰石が主原料の紙で作ったカレンダー